寄木張りのアッシュのヘリボーンという無垢の床である弟の部屋に、家族が集うことが増えました。前は、家族それぞれの部屋に気軽に入り、集うことがありませんでした。 しかし、無垢の床がある木のある部屋ができたことで、その部屋に気軽に入り、みんなで集まりだしたのです。そして、弟が進んでギターを弾き、披露してくれるようになりました。 家族がみんな知っている曲を弾いてくれるので、自然と家族が歌い、楽しめる時間になります。母親は手を叩きながら若返ったように歌いますし、まったく歌など興味がなかった父親も元気に歌います。 このことで、それぞれバラバラの部屋で好きなことをしていたので、家族のことを忘れがちでしたが、集まって歌うことで、家族っていいなと思うようになりました。 大人になると次第に両親のありがたみや存在を忘れがちになりますが、木の家に住むことで優しい気持ち、人を考える人になれていいなと感じます。 歌が流れる木の家は明るい雰囲気があり、家族みんなが明るい性格になりました。 |